++文章修行家さんに40の短文描写お題++

+目次+

 00. サイト名と決意表明

 01. 告白
 02. 
 03. 卒業
 04. 
 05. 学ぶ
 06. 電車
 07. ペット
 08. 
 09. おとな
 10. 食事
 11. 
 12. 
 13. 女と女
 14. 手紙
 15. 信仰
 16. 遊び
 17. 初体験
 18. 仕事
 19. 化粧
 20. 怒り
 21. 神秘
 22. 
 23. 彼と彼女
 24. 悲しみ
 25. 
 26. 
 27. 芝居
 28. 
 29. 感謝
 30. イベント
 31. やわらかさ
 32. 痛み
 33. 好き
 34. 今昔(いまむかし)
 35. 渇き
 36. 浪漫
 37. 季節
 38. 別れ
 39. 
 40. 贈り物


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 00. raison detre 頑張りますv終わった時、表現力、描写力がアップできてるといいな!






 01. 告白  【66文字】 

 怖くて仕方ないけど乗り越えないと前に進めないのだ。唾を飲み込んで
 胸元を押さえる。瞠目し、深呼吸を数回して、ようやく口を開いた。



 02.   【63文字】

 
彼女の強がりなんてとっくに見抜いていた。
冷たい女を装っていても 時々躊躇いに揺れる瞳に気づいてしまったんだ。
嘘は、ないって。




 03. 卒業  【63文字】

 片恋からようやく卒業した時、夢かと思った。
 玉砕したと思っていた矢先に起きた奇跡。
 まったく不意打ちの上手さには恐れ入るよ。




 04.   【65文字】 

「死ぬ時は道連れよ」
 縁起でもないこと言うな。恐ろしい女だな。
「あら、引くなんて酷い。究極のハネムーンじゃない」
「天国旅行ってか」
 



 05. 学ぶ  【63文字】 

 日々、どんな些細なことでも人から学んでいると思う。
 優しさ、考え方、生き方、別の個性で
 素敵だから、見習わなくてはと感じる。




 06. 電車  【66文字】 

駅の構内を脇目も振らず駆け抜け、電車に乗りかけていた彼女の手を掴み引き寄せた。
 吐息が漏れ、笑みがこぼれる。もう迷ったりしない。



 07. ペット  【65文字】

 頬に押し当てられた冷たい感触に目を瞬かせ、振り向くと
 大好きな人の笑顔とペットボトル。  無口な彼なりの気遣いが嬉しくて涙ぐんだ。



 08.   【63文字】

 過去のトラウマから警戒心が半端じゃなく強い俺は
 信じる前にまず疑ってしまう嫌な奴だ。  そんな醜い自分が大嫌いでたまらない。



 09. おとな  【65文字】 

 精神的にも年齢に見合うおとななのに、茶目っ気も併せ持つような
 いい意味でのおとな子供は魅力的。
 そんな人ってとっても可愛いもの。
 



 10. 食事  【65文字】 

 食事中どうしても彼女の手や唇を見てしまう。
 口元に運び、言葉を紡ぐ唇で咀嚼する様。
 普段の所作が綺麗な女はすべてにおいて美しい。




 11.   【65文字】 

 本は知識を深めたり、雑学を知れるので飽きない。
 背中合わせにそれぞれの世界に入る時間もたまにはいい。
 お互いの息遣いをBGMに。




 12.   【62文字】 

 語るだけなら夢に過ぎないけれど
 追いかければ目標に変る。
 瞳をきらきら輝かせている人に出会うと無条件で応援したくなるんだ。




 13. 女と女  【64文字】 

 幼い日よりいつも一緒でお互いの好み等知り
 尽くしていた彼女達には一つだけルールが存在した。
 絶対に同じ人を好きにならないこと。
 



 14. 手紙  【65文字】

 いざ書くとなると出だしに悩む。
「お元気ですか? 」
 ありきたりすぎる。
「あれから10年以上経ちますね」
 唐突すぎて面食らうかな?
 



 15. 信仰  【65文字】

 崇め奉る神等心に持たないことにしている。
 自分自身を信じ強く持っていれば 神などいらないのだ。
 神を信じる者を否定する気もない。
 



 16. 遊び  【65文字】

「何処か行こうよ」
 罪の無い、けれど何より罪深い笑み。
「……いいよ」
 彼と会えない日の代わりに過ぎぬ僕の気持ちを君が知るわけ無い。




 17. 初体験  【66文字】

 初めての味はほろ苦かった。
 宙に立ち昇る紫煙。感情が溶けて熱く流れ出た。
 頬を滑る熱を認めたくなかった。
 青臭過ぎて笑えもしない。




 18. 仕事  【65文字】 

 営業職で、それなりにキャリアも積んでいる。
 人間関係も順調で何も不満は無いが、この現実は
 砂上楼閣に過ぎないって、知ってるのさ。
   



 19. 化粧  【65文字】

 彼女が素顔を見せるのは俺だけらしい。
 俺の腕の中でだけ強気な顔を脱いで、か弱い女に戻るなんて
 独占欲を満たしてくれるじゃないか。 




 20. 怒り  【66文字】

 心に怒りの炎を決して灯さない。
 他人の悪口等到底口にしない。
 常に穏やかに笑んでいる。
 そんな人に憧れる。
 そう在れたらいいのに。
 



 21. 神秘  【63文字】

 彼がふと目を細める姿はとても色っぽい。
 相手は男の人なのに嫉妬してばっかりなの。
 薄く笑む姿なんてとっても神秘的なんだから!




 22.   【65文字】

 昔から言われてるジンクス。
 くしゃみをした時は誰かに噂をされている。
 その時悪い噂ではないことを強く願っていたりするんじゃない?
 



 23. 彼と彼女  【65文字】

 彼と彼女は歳が離れているのに、それを感じさせないのは
 彼が若々しいからだろう。
 彼女はその理由を考えて頬を染める。
 まさか……?



 24. 悲しみ  【65文字】

 押し潰されそうで塞ぎこんだ。前を向くことはおろか瞼を開けることもできない。
このまま降り積もれば絶望という名の黒い華が咲くの?




 25.   【65文字】

 生きるのは辛く苦しい。だがその先に喜びもある。
 そう信じて進めばいいんじゃないかな。
 自分に言い聞かせている辺りかなり空しいね。




 26.   【65文字】

 私には肉の体がある。心臓だってとくとくって
 リズムを刻んでいるよ。生きているんだ。
 心がずたずたに張り裂けて精神は死んでいても。




 27. 芝居  【67文字】

 いかにも無害そうで恋愛対象外のいい奴を精一杯演じてた。
 無邪気に振舞っているかに見えた彼女が俺には一線を引いていることに気づくまで。
 



 28.    【64文字】

 見つめながら触れてみる。指に首筋に頬に、腕に背中に。
 私の目の前の全部が愛しい。
 あなたを形作るものだから涙が込み上げてくる。




 29. 感謝   【63文字】

 私がここにいられることに深く感謝している。
 この気持ちを表現するのに多くの言葉は要らないだろう。
「ありがとう」の言葉だけで。
 



 30. イベント  【65文字】

 バレンタイン、ホワイトデイ、七夕、クリスマス。
 全部恋人同士のための大事なイベントやろ。
 お前との記念日を忘れるわけないやんか。




 31. やわらかさ  【62文字】

皮膚のやわらかさに恍惚を感じ眩暈を覚える。
 頬も肌も、体の隅々に至るまで芸術的に美しい貴方を
 視覚と触覚で味わっていた。 




 32. 痛み  【64文字】

 堪えられないほどの激痛を通り越すとやがて、何も感じなくなり、
 痛みが無いことにぬか喜びして空笑いする。その束の間が馬鹿らしい。




 33. 好き  【63文字】

一つだけ選ぶなんてできない。
 私の好きなものはたくさんあってそれぞれ皆大切で
 特別だからどれが一番なんて決められないのよ。




 34. 今昔(いまむかし) 【65文字】

 昔のことは思い出せない。
 どんな毎日を送っていたのか、いつも笑っていたのか記憶の
 情景が何も浮かんでこない。涙をいくら流しても。
 


 35. 渇き  【63文字】

 喉がからからだから水分で潤した。
 顎へ首筋へと流れていく雫。
 こんなんじゃ満たされるものか。
 欲しいのは甘美な味の赤いアレ。




 36. 浪漫  【64文字】

  一日の流れの中で空が変化していく様、
 花が咲き緑が萌える様子、絵や音楽等芸術に
 心が突き動かされることは浪漫だなって思うわ。




 37. 季節  【65文字】

 春は、新たな命が芽吹き、夏は生命の輝きに満ち溢れ、
 秋は、心地よい風ばかりが吹いていて、
 冬は一番心躍る季節だ。春を待たずとも。




 38. 別れ  【62文字】

 さよならをしなくちゃいけないのに
 いつもの調子で、“またね”なんて言っちゃった。
 情けないよな。未練がましくて涙が出るよ。




 39.   【64文字】

 欲することは止めよう。
 失った時自分を保てなくなるのが恐ろしい。
 強くない私は自分の弱さを見せつけられるのは堪えられないのだ。




 40. 贈り物  【65文字】

 どんなに高価な宝石や素晴らしい景色の部屋よりも
 形の無い贈り物が、何より嬉しい時がある。
 リアルな気持ちそれだけを贈られたいの。







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